東京都小金井市で起きた、女子大生刺傷事件の犯人の量刑が出ました。犯人への判決は懲役14年6ヶ月。ちょっと絶句ですね・・・

当初求刑17年となっていて、それでも短いと感じていたし、芸能人の方々も僕の周りの人たちも「たった17年?ひどいな・・・」っていう感想でした。

たぶん多くの方がそう感じているのではないでしょうか。犯人がしたことは極刑でも良いのでは、と個人的には思ってしまいます。

犯人の岩崎友宏被告の身勝手で情状酌量の余地もない犯行動機や、法定での態度には反省も見られず、多くの人が憤りを感じたことかと思います。

何か法律の矛盾を感じてしましますが、この量刑は妥当なのでしょうか。

それでは、女子大学生刺傷事件の犯人の量刑について考えてみます。

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女子大学生刺傷事件の犯人の量刑

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東京都小金井市のライブハウスで、音楽活動をしていた女子大生の冨田真由さんが、ファンのストーカーに襲われた事件。

このファンのストーカーの犯人の岩崎友宏被告の量刑が2月28日に出ました。

犯人の岩崎友宏被告に懲役14年6ヶ月の有罪判決で、これには驚きを隠せません。

当初検察側が懲役17年を求刑していました。この時点でも、世論は「あんなに酷いことしたのに短いだろ!」っていう感想が多かったと思うんですね。

実は法律上求刑17年がもっとも重いんだそうです。というのも、被害者の冨田真由さんが一命を取り留めた事で求刑が変わったようなんですね。

要は被害者が命を落としたかどうかで変わってくるんです。一般には6~7年くらいだそうです。

この辺りに法律の矛盾を感じてしまいます。冨田真由さんが命を落とさずにすんだのは、たまたまでいわば奇跡的なことだと思うんです。

奇跡的に助かった事が量刑を軽くしてしまうなんて、やりきれないですよね。

そして、更に判決は刑期が短く、懲役14年6ヶ月。なぜ求刑17年からも軽くなってしまったのでしょうか。

また公判では冨田真由さん自ら出廷して自分自身の口で発言しています。ついたて越しではありますが、かなりの勇気だったと思うんです。

実際に冨田真由さんの手記にも、法廷に入ることも怖くて足が動かなかった、法廷に入ってからも恐怖で声をなかなか出せなかった、と記しています。

それ対して、犯人の暴言。タレントのヒロミさんの言葉を借りれば、

彼女は法廷でもう一回刺された位の心の傷を負ってしまった

と、思うんです。こんな犯人が更生できるのか?っていう気持ちもありますが、それよりも単純に

ふざけんな!

っていう、気持ちです。人の人生をまだ20歳というこれから夢も希望もあって、楽しいこともたくさんあるはずの人生に忘れることのできない影を落とした罪を大きい。

この時点でまだ罪の大きさを少しも分かっていない人間に、14年6ヶ月の年月で更生できるのでしょうか。逆恨みする可能性だってあります。

満期で出所したときには犯人はまだ42歳とまだまだ動ける年齢です。やはり犯した罪に対して14年6ヶ月はやはり短いと感じてす

冨田真由さんの手記には、このように書かれていました。

突然、犯人から怒鳴られたので、本当にびっくりしました。怖かったけれど、負けてはいけないと自分に言い聞かせて、裁判官や裁判員の方々に絶対に聞いて欲しいと思っていた所までは読むことができました。

本当に凄い女性だなって感じます。まだ20歳の若い女性がここまで自分とそして犯人と戦って、自分の伝えたいことを自分の口で伝えたんですからね。

被害者側のケアは法律的には?

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被害者の冨田真由さんは無期懲役を望んでいました。被害者の声は汲み取られなかった形になってしまいました。

ダウンタウンの松本人志さんがテレビで、

34箇所刺さしたことは34回人を亡き者にしていることと同じ

というような発言していました。まさにそうだと思いますし、何よりも冨田真由さんの人生を大きく狂わせたのです。

それも冨田真由さんにとって素性も分からない何の関係もない人物から。冨田真由さんは何の落ち度もなく、まさに通り魔的な出来事なわけですよね。

裁判長は判決後以下のように述べています。

「理不尽な犯行に巻き込まれ、シンガー・ソングライターとしての活躍が困難となった被害者の処罰感情は強い」

また裁判員が犯人の岩崎友宏被告に

「被害者の夢を奪った重大さを自覚してもらう必要がある。自分をコントロールし、ルールを守って社会で生活することを、身に付けてください」

確かに理不尽な犯行で、自分の夢や目標でもあるシンガーソングライターの活動を台無しにされた事もあります。

しかしそれよりも、処罰感情が強いのは恐怖心です

裁判員の方の発言や他の発言に、加害者の更生を挙げているものもありますが、そもそも心情的に納得できないでしょうし、何より

犯人が出所した時に被害者を守ってくれるモノは?

っていうことを、一番に考えなくてはならないのではないでしょうか。

被害者を守る制度として、「被害者支援制度」というものがあります。これは被害者等通知制度に基いて犯人が満期出所の予定時期などを被害者に知らせる制度です。

必要の場合には犯人が釈放した後の所在地を通知することもあるようですが、原則は出所時期の通知だけだそうです。

タレントのフィフィさんのツイートが印象的です。


多くの人が同じように思うのではないでしょうか。加害者の更生も大切ですが、それよりも大切なのが被害者のケアです。

犯人が出所した後も冨田真由さんを始め、被害者の安全を確保できるように法制度を整えてほしいです。

女子大学生刺傷事件が起こった原因は元芸能事務所

女子大学生刺傷事件 原因 芸能事務所
事件が起こったときには、冨田真由さんは芸能事務所には所属しておらず、フリーで活動していたようです。

しかし犯人からのストーカー行為は芸能事務所に所属していたときからあったそうで、田真由さんは自身が所属する芸能事務所に相談していたそうなんですね。

犯人が行為に及んだ動機の一つに、
  • 犯人が冨田真由さんに贈ったプレゼントを返されたこと
  • プレゼントを受け取ってから返されるまでに時間がかかっていたこと
が、あるようなんですが、冨田真由さんは自分で返したら反感を買う恐れがあるから、芸能事務所の方から犯人に返して欲しいとお願いをしていたそうです。

この時犯人からのプレゼントは全て芸能事務所側にあずけていたそうです。しかも、犯人がライブに来ないように文章を作って欲しい、というお願いもしたんだとか。

ところが、冨田真由さんが所属していた芸能事務所をやめる時に、芸能事務所側は

「預かっていた物」

として、冨田真由さんに返したそうです。もちろん文章も作成されていなかったようです。

それで、冨田真由さんは急いで犯人に返却したそうなんですが・・・・

これって、

芸能事務所がちゃんとした対応をしていれば、事の顛末は変わっていたのではないでしょうか。

冨田真由さんの件では個人的にその元芸能事務所も大罪だと思います。

AKBの流れから会えるアイドルが隆盛を極めましたが、様々な事件やトラブルも有り大手事務所はそれなりに対応しているはずです。

今回の事件で更に厳しくはなったようですが・・・ただ小さい芸能事務所は対応しているのでしょうか。

芸能事務所はこの辺の対応はきちんとすべきですし、またアイドル側も事務所に任せるだけでなく、実際結果を聞いたほうが良いです。

もしちゃんと対応してくれないのであれば、周りに相談したり事務所移籍を検討す方が良いですね。

二度とこのような事件が起きないように芸能事務所側にも考えてほしいです。