2016年10月8日に熊本県の阿蘇山が噴火しました。阿蘇山の噴火の最新情報はどうなっているのでしょうか?
また阿蘇山の噴火の現在の警戒レベルや被害状況はどうなっているのでしょう?
そして今回の阿蘇山の噴火と熊本地震の関係はあるのでしょうか?
それでは阿蘇山噴火について見ていきましょう
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阿蘇山噴火の最新情報
阿蘇山の噴火は1980年1月26日以来で、火山性微動が発生していてその影響で、南阿蘇村中松で震度2を観測しています。
今回の阿蘇山噴火によって、噴石が1kmを超える範囲で飛散した可能性があります。
したがって、火口から2kmの範囲では大きな噴石が飛散する可能性もあるので、十分注意してください。
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阿蘇山噴火の現在のレベルや被害状況は?
阿蘇山の噴火の現在の警戒レベルは3で警戒レベル3は入山規制です。
これは住んでいる地域周辺まで深刻な影響を及ぼす噴火が発生した、または今後発生する恐れがあるという警戒レベルなので、阿蘇市、高森町、南阿蘇村では注意が必要です。
阿蘇山の噴火による現在の被害状況は、火口から4km離れた場所でも車の窓ガラスが割れたり、直径3cm位の噴石が落ちてきたりりました。
阿蘇山の火口から8km離れた場所では、風が吹くとかな向きによって硫黄の臭がしたり、阿蘇山の噴火後には火山灰が雨とともに降ってきました。
更に阿蘇山の火口から10km離れた阿蘇市でも火山灰や噴石が降ってきました。
周辺銃味の方はなるべく外出せず窓は締め切って、外出しなければならない場合はマスクやひどい場合にはゴーグルも付けたほうが良いですよ。
また観光業や農業にも深刻な被害が出る予想です。
阿蘇山噴火と熊本地震の関係は?
阿蘇山の噴火が2016年4月に起きた熊本地震と何らかの影響を受けているのではないか?という噂が出てきていますね。
阿蘇山の噴火は火口下の浅い部分でマグマが膨張したことによって起こったようで、マグマの熱によって地下水が沸騰し爆発する「水蒸気噴火」かもしれません。
現在のところはまだ阿蘇山の噴火と熊本地震との関係は不明なようですが、熊本地震の影響でガスの圧力が高まった可能性があるらしいんです。
また熊本地震によってマグマ溜まりが浅いところまで上がってきた可能性もあるので、何らかの関係はあるのかもしれませんね。
現在も予断は許さない状況ですので、周辺の方は、気象庁などの噴火情報を逐一確認し、場合によっては避難することもあり得るので、準備は怠らないようにしてください。