世界で曜変天目茶碗は3点しか存在しないといわれている曜変天目茶碗が、12月20日21時に放送される「なんでも鑑定団」で4点目が発見されたらしんです!
曜変天目茶碗とは一体どのようなものなのでしょうか?また「なんでも鑑定団」で4点目の曜変天目茶碗が発見されたそうなのですが真相はどうなのでしょうか?
また曜変天目茶碗の値段や公開されている展示場所はどこなのでしょう?
それでは、曜変天目茶碗について見ていきましょう^^
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曜変天目茶碗とは
曜変天目茶碗とは、陶器製の茶碗である天目茶碗の中で最上級とされているもので、有名な表現として「器の中に宇宙が見える」と、いわれているんですね!
現存している曜変天目茶碗は3点といわれていて、いずれも日本にあってその内1点は重要文化財に指定されている国宝級の茶碗です。
曜変天目茶碗の条件として、茶碗の内側に光を当てると虹の輝きのように7色の光が跳ね返ってくることです。これが器の中に宇宙が見えるといわれる所以だと思います^^
【鑑定団】曜変天目茶碗に4点目が存在?
12月20日21時に放送される「なんでも鑑定団」で、4点目の曜変天目茶碗が発見されたそうなんです!
そもそも世界で3点しか存在しない曜変天目茶碗は、4点あると記録に残されていたそうで、古くは足利義政から織田信長へと、時の最高権力者のもとを渡り歩いていたそうです。
織田信長がこの曜変天目茶碗をいたく気にいり、持ち歩くほど愛用していたそうで、その為、本能寺の変が起こった際に焼失してしまったと言われているんです。
なので、今回「なんでも鑑定団」で、場ぼろしの4点目が発見されたとしたら、本能寺の変を免れて現代まで失われずにいた、ということでしょうかね(*´ω`*)
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曜変天目茶碗の値段や公開されてる展示場所は?
曜変天目茶碗の値段は正直付けられないと思います、なにせ国宝ですからね^^;
ただ曜変天目茶碗の中でも最高峰と言われている稲葉天目は、稲葉家から売り出されていたそうで、当時は16万7千円の値段が付いたそうですよ。
16万7千円っていうと安いって思うかもしれませんが、これは大正7年の話なので、現在の価格にすると約16億8千万円!
相当な値段ですが、時代を追うごとに更に歴史的価値も上がっていくでしょうから、現在もし取引されるのであれば、どの程度になるのか想像もつきませんね(;´∀`)
この3点の曜変天目茶碗が公開されている展示場所は、東京世田谷区にある静嘉堂文庫、大阪市都島区にある藤田美術館、京都府京都市にある大徳寺の龍光院です。
- 静嘉堂文庫:最高峰の曜変天目茶碗である稲葉天目
- 藤田美術館:水戸徳川家由来で外側にも曜変の斑紋がある曜変天目茶碗
- 大徳寺の龍光院:3点の内最も地味な曜変天目茶碗だが、評価の高い逸品
ただし、大徳寺の龍光院は通常非公開でめったに観賞できないんです^^;
今は美術館などに寄贈されている曜変天目茶碗は、以前は財閥の総帥や豪商が所持していた事から、やはり時の権力者が所持していたものなんだ、ということが実感できますね(#^^#)